人は極度に疲れると、自分の弱いところが最初に警笛を鳴らし始めます。
私のウィークポイントは、鼻と皮膚です。
元々アレルギーやアトピーを持っているので、体が弱ると、鼻は副鼻腔炎になり、頬や歯が痛み始めます。
そして、肌のかゆみが酷くなり、掻き崩して足の皮膚がぼろぼろになってきます。
目や内臓が弱ってくる人も多いのではないでしょうか。
体の「助けて!」の声、ヘルペスの登場
そして、免疫力が落ちてくると出現するのが、ヘルペスです。
ヘルペスは粘膜にできやすいので、私の場合は耳の中や鼻の穴、唇に出がちです。
これが痛痒くて厄介者なんですよね。見た目にもよくないし、体が弱っているのに、
さらに追い打ちをかけてくる、まさに「弱り目に祟り目」です(泣)
ヘルペスの前兆
ヘルペスには前兆があります。
結構、私はヘルペス常習者なので、「これは出るぞ!」という合図がわかるようになってきました。
ヘルペスが出る数日前から、患部が痒くなってくるのです。
唇に出るときには、なんだか上唇がかゆいなあと思っていると、だんだんと赤みが出てきます。
すると、その後に水疱ができ始めるという具合です。
水疱が出てしまったら、もう本格的に治療しないといけません。
ヘルペスが進行してくると
ヘルペスは最初赤みが出てきて、そのうち水疱が何個かできてきます。
強烈に痛痒いので、ついつい掻きむしってしまいます。
意識のある昼間なら我慢もできますが、大抵は寝ている間に無意識に掻いてしまうのです。
しかし、そのジクジクの汁が他の場所にくっつくと感染して新しい水疱を作ります。
薬をぬったり飲んだりすることで治っていきますが、残念ながらウイルスはそのままい続けるので、再発しやすくなります。
ヘルペスの治療
ヘルペスは早ければ早いほど処置も簡単です。
最初の頃は皮膚科で受診した際にもらった薬を塗りこみます。
しかし、患部が広がって、ジクジクしてきたような進展したケースになると、塗り薬だけでは追い付かないので、飲み薬と塗り薬を併用して治していきます。
治療は早い方がよいのですが、ヘルペスが発症するような忙しい環境なのですから、病院に行くのがそもそも困難な状態かもしれません。
その場合は、健康優先でなんとか病院に足を運んでもらうか、それがどうしても無理だったら、薬局で市販のヘルペス治療薬を購入してもよいと思います。
ヘルペスが悪化してしまうと
私は、唇に出たヘルペスに困りながらも、なかなか皮膚科に行けずにいたことがありました。
やっと受診したときには、皮膚科の先生に「これだけ派手に出ちゃったら、塗り薬だけでは無理だよ。」と飲み薬と塗り薬を処方してもらい、治療しました。
ですが、ジクジクや水疱は治ったものの、赤みは何か月も消えませんでした。
顔に出ることが多いヘルペスですので、出てしまったら観念してすぐに病院に行くのが得策のようです。
耳に出るヘルペスや帯状疱疹
以前、耳の中に帯状疱疹が出たことがありました。
その時は、特に通院することもなく、治ってしばらくしてから、アレルギーの治療で耳鼻科に行った際に、治ったその様子を見て、先生があることを言いました。
「耳はとても危ない。難聴になることもあるので、油断せず、帯状疱疹が出たらすぐに病院に来なさい。」
治ってから聞いても、ゾ~っとする話です。
この時は帯状疱疹でしたが、これから耳にヘルペスが出た時にも、すぐに病院に行こうと思いました。
ですので、もし、ヘルペスで悩んでいる方がいましたら、すぐにも病院に行くことを強くお勧めします。
再発の可能性大
ヘルペスは再発しやすい病気です。
同じ個所にまた、水疱ができてきます。
一度ヘルペスが出たところは、できるだけ注視して変わった様子がないか鏡でチェックしてみてください。
私も鼻の穴と唇には、同じ場所に何度も何度もできています。
どうやらいやいやながらも付き合っていくしかないようです。
自分をいたわろう
仕事が忙しいと、ついつい自分の健康のことは後回しになってしまいます。
でも、手遅れになることがあると考えれば、今自分はどうしたらよいのか、何をしたらよいのかがおのずと見えてきます。
健康を害してまで、仕事に取り組む理由なんてありません。
体調を崩したら体と心を休ませないといけないのです。
みなさんは自分の体をいたわっていますか?
意識的に内を見る姿勢を作っていかないと、ついつい後回しになってしまいますので、気を付けてほしいと思います。
私もこれからも気を付けていきたいと思っています。
健康な心と体で毎日過ごしていきたいですね。