プロテニスプレーヤーってどんなラケットを使ってるの?

私はテニスが大好きです。

やるのも観るのも好きです。

テレビで試合観戦する時には、選手がどんなラケットを持っているか、とっても気になります。

選手がどんなラケットを使っているのか、素人とプロでは使うラケットは違うのかをお話しようと思います。

プレーとは少し違った側面からのアプローチですが、これがわかってくると、試合を見る楽しさも倍増します。

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ラケットにもレベルがある?

もし、テニスを自分でも始めようと思った場合には、あこがれの選手のラケットと同じ物を選んでも、そのラケットを使いこなすことはできません。

何を始めるにしても、初心者用ってありますよね。

例えば、足つぼスリッパとか知恵の輪とか習字の筆とかランニングシューズとか、いきなり上級者用を選んでしまうとエライことになってしまいます。

テニスのラケットであれば、比較的面が広く、フレームの太い物、軽い物初心者用に当てはまります。

昔、デカラケというのが流行りました。

面が大きければボールが当たる確率が上がりますからね。

あんまり格好よくないですが、女性の初心者や高い年齢層の方に人気がありました。

私は初心者だった頃、PrinceのGraphite(グラファイト)という、薄くて面の小さい上級者ラケットにあこがれたものです。

でも売ってみると、打球感が硬くて操作しづらいのです。

初心者はある程度柔らかい打球感の方が、衝撃を吸収してくれるので、操作もしやすくなります。

逆にプロ選手はフレームが薄く、面が狭く、少々重みのある物を選びます。

まあ、個人差はあると思いますが、自分のプレータイプ(ボールをぶったたくパワーテニスなのか、スライスなどをかけてボールを操るタイプなのか)によっても、選ぶラケットは変わってきます。

自分に向いてるラケットを絞ることができたら、次は好きなメーカーデザインで決めていけばよいと思います。

テニスショップの店員さんとよく相談したり、試打をしたりして慎重に決めていけばよいと思います。

テニススクールに通っている場合には、ラケットの新作が出ると試打させてくれることもあります。

私はスライスをかけるので、操作性の高い物の方が良いのでしょうが、結局、デザインの好みが大きく、薄めで打った感じがしっくりくる物を選びます。

新しいラケットを購入すると、しばらくワクワクです!打ちたくって仕方ないんですよね。

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ラケットメーカーってこんなにある!

ラケットのメーカーには結構種類があります。

Wilson(ウィルソン):アメリカのスポーツメーカー。

デザインがカッコよく人気があります。

プロ選手も使用している人が多いです。

ラケットを選びに行くたび(そんなに行きませんが)、ウィルソンも見ますが、どうも私の好みではないようで、選んだことはありません。

YONEX(ヨネックス):日本のスポーツメーカー。

創業者は米山さん。

ラケットのフェイス(面)の形に特徴があり、少ししかくばっています。

遠目にもヨネックスのラケットだとわかってしまいます。

軟式テニスやバドミントンラケットでもメジャーですよね。

ウィキペディアで調べてみたら、なんと、ロゴは「yy」なんですが、これは「YoneYama」の「yy」でしたっ!

びっくり。えええ~っ!!

中学の軟式テニスで使っていたYONEXが米山さんyyだったなんて~!!!!

比較的女子テニスのプロが使用していることが多いイメージです。

Babolat(バボラ)突然急浮上してきた、フランスのラケット専門メーカー。

元々ストリング(ガット)を作っていた会社なのですが、1994年にラケットフレームに本格参入しました。

本格参入して以来、プロ選手が続々とバボラを使うようになったのですが、そのストリング(ガット)が優秀だかららしいです。

ロゴは2本線が目印です。

いきなりの強さで出てきたものすごい天才ナダルが持っていたラケットがBabolatで、一体あのラケットはなに?と思ったのを記憶しています。

どこのラケットなのか知りたくて、画面ひたすらガン見でした!

HEAD(ヘッド):アメリカとオランダのスポーツメーカー。

打球感があり、中級者以上の人が選ぶことが多いです。

確かに私の周りにはHEADを使用している人はあまりいないです。

上手な人は選ぶのかもしれません。

サメが上を向いているようなロゴです。

Prince(プリンス):テニス用品メーカー。

2012年に倒産の危機から再建を試みました。

日本ではグローブライド(旧ダイワ精工)が販売ライセンス契約をしています。

私はPrinceが好きで、ずっとPrinceのラケットを使用しています。

まさか、倒産の危機にあったとは。

どうやらPrinceファンは昔の人っぽいですね。今の若者はBabolatやWilsonに

流れていっているように思います。

さみしいな~。

スペインのファン・カルロス・フェレーロやオーストラリアのパトリック・ラフターが格好良く持っていたんですよ。

フェレーロはイケメンだったので試合を見る目がハートになってしまいます(笑)

BRIDGESTONE(ブリヂストン):言わずもがな日本のタイヤメーカーそしてスポーツブランド。

ボールの飛びと操作性の高さが評判です。しかし私の周りには使用者は全然いません。

DUNLOP(ダンロップ):アイルランドのダンロップ氏が、息子の三輪車を乗りやすくするために、空気入りタイヤを作ったのが起源だそうです。

「エアロジェル」という硬度の高い特殊な素材を使用し、反発力の強いラケットを作っています。

日本人というか私にはタイヤメーカーのイメージが強いです。

あとゴルフとか?

テニスボールはよくDUNLOPの物が出回ってます!

SRIXON(スリクソン):フレームが柔らかく、女子プロが多く使っているイメージです。

2010年にDUNLOPと一緒になりました。

Slazenger(スラセンジャー):イギリスのテニス王子、ヘンマンがかつて使っていたメーカー。

イギリスの歴史あるメーカーです。

今はプロ選手が使っているところはあまり見ません。

ヘンマンが現役の頃は、ウィンブルドンのコート脇の宣伝によく出ていました。

ヘンマンは今のマレー以上にイギリスのテニスプレーヤーのシンボルでした。

もーのすごい人気でした。今ではウィンブルドンの敷地内にある、大型モニターが

置いてある丘が「ヘンマンヒル」と名付けられているんですよ。

その後、イギリスにはマレーが出てきて、「マレーマウント」という場所もできましたね。

今後のためにも、さらに丘を用意しておかないとですね(笑)

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プロ選手はどんなラケットを使っているの?

選手はラケットメーカーと契約を結び、そのメーカーのラケットを使用して、試合やマスコミに出ます。

また、メーカー側は選手が有名になればなるほど、その商品の宣伝ができるので、契約料を選手に支払います。

両社にとってなくてはならない存在なのです。

では、プロ選手がどのメーカーのラケットを使っているかというと

Wilson:錦織圭、フェデラー、モンフィス、ウィリアムズ姉妹、サンプラス(引退)

YONEX:大坂なおみ、ワウリンカ、国枝慎吾、ヒューイット(引退)、ヒンギス(引退)、

伊達公子(引退)、ナブラチロワ(引退)、リオス(引退)

Babolat:ナダル、ティーム、ツォンガ、ウォズニアッキ、ロディック(引退)、モヤ(引退)

HEAD:ジョコビッチ、マレー、チリッチ、アガシ(引退)、サフィン(引退)、イバニセビッチ(引退)、ブレーク、クエルテン(引退)

Prince:イズナー、ペンシューアイ、フェレーロ(引退)、杉山愛(引退)、シャラポワ、ラフター(引退)

BRIDGESTONE:神尾米(引退)、菊池玄吾、青山修子

DUNLOP:マッケンロー(引退)、ラドバンスカ、アンダーソン

SRIXON:ラドバンスカ、アンダーソン、奈良くるみ、土居美咲 → DUNLOPへ

Slazenger:ヘンマン(引退)

となっています。私の好きなPrinceは低迷気味。

そしてBabolatの躍進が目立ちます。

どうも、古い選手贔屓なため、挙げた名前が引退選手ばかりになってしまいました。

すみません(笑)

私って古い人間なんだなあと実感(苦笑)

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贔屓のプレーヤーのラケットをチェック

まだ他にもメーカーはありますが、以上がメジャーなラケットメーカーになります。

選手がどんなラケットを使っているのかを見ると、面白いです。

「あ、あの人とあの人、ライバルなのに、同じメーカーの同じ種類を使ってる!」などと発見すると、なんだかテニスわかってる人のようになってきてよい気分です(笑)。

それに、選手は同じラケットをたくさんラケットバッグに詰めて持ち込みます。

ガットが切れると、張り直しを即要請し、予備のラケットを使います。

怒りからラケットを壊してしまう選手も結構いますが、その後、すごすごと予備のラケットを取りに行くのって、なんだか気恥ずかしいでしょうね。

しかし、2019年全仏第4回戦で錦織と対戦した、ブノワ・ペールは、試合中に張り直しを要請し、なかなか戻ってこないと怒り出しました。

私は試合を見ていて、それほど戻ってくるのが遅いとは感じませんでしたし、予備のラケットもたくさんあるはずなので、なぜ怒ってしまったのかが、その時実況していたアナウンサーと一緒でよくわかりませんでした。

サーブが入ったボールを次も使いたくて、要求している選手もいますので、ペールもそのラケットに言を担いでいたのかもしれません。

でも、そういうこともひっくるめて、ラケットに関わる出来事もチェックするようになると、

テニスの試合は楽しくなってくると思います。

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贔屓の選手

テニスのことを書いていると、どんどんワクワクしてきちゃいます。

因みに私の贔屓プレーヤーは引退前はファン・カルロス・フェレーロで、

今は錦織圭さんです!頑張ってほしいです!

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